アドウェアを避けてフリーソフトを入れる方法と、ファイルの強制削除方法

Ver1.0:2014/02/26

序説

フリーソフトの多くは、そのソフト自体は無料です。

でも、利益を出したい。そこで、そのソフトをインストールする過程で、他社(他者)のソフトをインストールするメニューを出します

で、その他社(他者)から広告費を貰うんです。

入れられてしまう他社(他者)のソフトもフリーソフトの場合が多いですが、中にはタチが悪いものもあって、最悪なのはキーロガーと呼ばれるもの。キーボードから入力した内容を全部、インターネットの向こう側に送信してしまいます。

更に、「不要なのに入れられてしまったソフト」は、普通のメニューからはアンインストールできないことも多い

そこで、強制的に削除するソフトがある。

一番有名なのは、Unlocker(アンロッカー)というソフトです。

ところが、そのUnlocker(アンロッカー)をインストールする過程でも、やっぱり、他社(他者)のソフトをインストールするメニューが出ます

Unlockerの場合、キーロガーのような変なものは入っていないようですが…。でも、不要なソフトであることは確かですね。

インストールの途中で出てくるメッセージをよく読みながら判断してインストールすれば良いのですが、英語だと読まない人が多い

だから、自分でOKとかNEXTとかACCEPTというボタンを押したくせに「勝手に変なソフトが入った」と言うわけです。

「勝手に変なソフトが入った」のではなく、「あなたが了承した」んです!

では、知人の間で「パソコンに詳しい」とされている人たちは、インストールするとき、どのような所をの判断ポイントにしているのか?

それを、実例画面付きで紹介しましょう。

Unlockerのインストール過程

Unlockerは、ここからダウンロードできます。

Unlockerのインストーラアイコン

こんなアイコンですね。ダブルクリックします。


UAC

はい。例のUACの画面が出ます。「はい」でインストール開始。


インストーラの言語設定

自動的に日本語と判断されました。


システムチェック

一瞬だけ、こんな画面が見えます。


セットアップウィザードその1

ここはそのまま「次へ」を選ぶしかありませんね。


セットアップウィザードその2

はい。よく読みましょう。

何も読まずにすぐに「同意する」ボタンを押してしまう、あなたの「その習慣」がダメなんです!

コピーして、翻訳サイトに貼り付ければ良いだけの話でしょ?

Yahoo!翻訳」だと、イマイチです。

Unlockerエンドユーザー・ライセンス契約
その適合性またはどんな特定の使用のための適合性に関してでも作られるどんな保証なしででも、このソフトウェアは、「現状のまま」提供されます。 それはバグを含むかもしれないので、このツールの使用はあなた自身の危険です。 我々は、その使用を通して意図せずに引き起こされる場合がある少しの損害に対する責任もとりません。
Cedrick Collomb(ccollomb@emptyloop.com)の明らかな書面による許諾なしで、いっさいUnlockerを配布してもよくありません

フレッシュアイ翻訳」は東芝系の老舗サイトだったと記憶していますが、なかなか良いですよ。

Unlockerエンドユーザ・ライセンス契約、このソフトウェアは、その適応性に関して作られた保証あるいは任意の特別の使用に対する適格性なしで、「現状有姿」で提供されます。
それはバグを含んでいるかもしれません。したがって、このツールの使用はあなた自身の危険にあります。
私たちは、その使用を通じて故意でなく引き起こされるかもしれない損害に対する責任をとりません。
Cedrick Collomb(ccollomb@emptyloop.com)の明白な許可書のない任意の形式でUnlockerを分配してはなりません。

なお、「あなた自身の危険」というのの原文は、「at your own risk」です。


セットアップウィザードその3

さぁ、どうしますか?

カスタムを選んでも、チェックボックスは☑と、ONになっていますね。

上から4つ目のチェックボックスは、位置的に見て、上の3つとは文脈上、切れていますね。

なお、一番上がONのまま、Skipを押せば、それで何も入れない設定にしてくれているのかは、ある意味で「運」です。

ここは「何が何でも阻止する選択」をせねばなりません。

「中学生程度の英語」に、「ボタンの組み合わせクイズ」が附加されたようなものです。よく考えましょう。


セットアップウィザードその4

私はボタン設定を上記の選択にした上で、更にNEXTではなくSKIPを選びました。


セットアップウィザードその5

ほら、「未練がましいメッセージ」が出ましたよ?

「相手が縋ってくる」ということは、逆に言えば、「断る選択としてはこれが正解だった」ということの証拠となります。

OKでagreeなんだから、Cancelがnot agreeというわけですね。だからCancelを押します。


セットアップウィザードその6

また「Special Offer」がやってきました。

二つ目のオススメです。

しかも、ソフト名すら文字化けしていてなんだか分かりません。

ここは華麗にSkipします。


セットアップウィザードその7

三つ目のオススメです。一体いくつ「Special Offer」が用意されているのでしょう?

さぁ、どうすれば良いと思いますか? よく読んで判断しましょう。


セットアップウィザードその8

私はチェックをOFFにしてからDeclineを選択しました。


セットアップウィザードその9

四つ目のオススメです。こんどは動画再生が高速になるソフトらしいですね。

この辺でウンザリしてきますが「英文でのキャッチコピーの書き方は、こんな風になるんだなぁ…」など、どんな場面でも自分の学習(自分の肥やし)にする思考回路を維持することが大切です。

ついでに日本語訳してみましょう。

「もう、動画再生で待たない! YoutubeやDailymotionなど。無料。」 こんな所でしょうかね…。

あまり上手くないベタな広告文だなぁというのが分かると同時に、動画サイトではDailymotionが2番手のメジャーサイトなんだな、ということがわかりました。

「わかる」ということは、「自分が新しい自分になる」ということです。

ルー語で言えばブランド・ニュー俺!ということです。

15秒前までの自分から、新しい知識を身につけた自分にバージョンアップしたということです。

これが学ぶと言うことの本質です。

さて、どうすれば良いと思いますか? まぁ、当然、Skipですよね。


セットアップウィザードその10

やっとUnlockerのインストール画面に戻りました。

64ビット版のWindowsに、64ビット版のソフトが入る場合と、32ビット版のWindowsに、32ビット版のソフトが入る場合インストール先はC:\Program Files\になります。

64ビット版のWindowsに、32ビット版のソフトが入る場合のみ、インストール先はC:\Program Files (x86)\になります。

どうやら、OSを自動判定して64ビット版の方をインストールしようとしているようです。

そのまま「次へ」で進みます。


セットアップウィザードその11

これは、Unlockerの設定です。

ここで問題になるのは「アップデートをチェックする」をONにするか、OFFにするかです。

「アップデートをチェックする」ということは、自分のパソコンに入っているソフト名と、そのバージョン情報を、自動的にインターネットに送信するということです。

では、ついでに他の情報が送られる可能性が全くないと、誰が保証してくれるのでしょう?

使用許諾条件に「at your own risk」と書いてあったことを思い出す必要があります。

オウン・リスク、自己責任なんですよ?

何でもかんでも自己責任にする論法が最近の流れですね。

私は「なんだか息苦しくて、生きづらい時代だなぁ」と苦々しく思います。「ええ加減」で「デタラメ」だった昭和が懐かしい。


セットアップウィザードその12

というわけで、「アップデートをチェックする」はOFFにして「インストール」ボタンを押します。


セットアップウィザードその13

一応、終わりました。ここで必ず再起動します。


フリーソフトのインストール後にProgram Filesフォルダをチェックする

再起動後に、C:\Program Files\の中を確認します。

自分が入れたつもりではない余計なソフトを入れられていないかを、「更新日時順」で並べ替えて確認するのです。

どうやら問題ないようですね…。

なお、ここで、中を確認できない人は、自分で見えるように設定しましょう。
Windows Vista, 7の場合は、以下の手順です(図は省略)。
Windows 8は、Windows 8や8.1や8.1の2014年春のアップデートであちこちメニューが変わるので、ご自身で研究して下さい。

  1. Windows OSにAdministrator(管理者)権限でログインする。
  2. [スタート] をクリックし、[コンピュータ]をクリック。
  3. [整理]のドロップダウンメニューをクリックし、[フォルダと検索のオプション]をクリック。
  4. [フォルダオプション]画面で[表示]タブをクリック。
  5. [隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する] をクリック。警告」が表示されても、[はい]をクリックする。
  6. [保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない]のチェックを外して[OK]をクリック。「警告」が表示されても、[はい]をクリックする。

更に、C:\Program Files\Unlocker\の中も確認します。

README.TXTが入っていますね。ちゃんと開いて読んでおきましょう。

英文がわからん場合は、翻訳サイトに貼り付ければ良いんです。簡単です。


念のため、C:\Program Files (x86)\の方に変なソフトを入れられていないかも「更新日時順」で並べ替えて確認します。

問題ないようです。


広告費取得の関係上、色んなソフトをオススメしてくるフリーソフトでも、以上のようにすれば大体は余計なソフトを入れられずに済みます

もし、余計なソフトを入れられてしまっても、通常は、普通のWINDOWSのメニューからアインインストールできます

それで、ちょっとタチが悪いソフトを入れてしまって、アンインストールする方法がどうしても見つからない場合は、今回紹介したUnlockerを使えば、不要なフォルダ、不要なファイルを強制的に削除できます。エクスプローラ上で右クリックし、Unlockerを呼び出すだけです。

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